とうとう私達の代で最後となるインターハイ予選が始まります。
チーム大中小の集大成であり、ラストチャンスなので約2年間やってきた事を全てぶつけて戦います。
入学当初、先輩方のインターハイ予選をベンチの向かい側で見ていてプレーに緊張感や迫力がものすごくあって心が揺さぶられました。
自分も１年後、２年後とこの舞台に立ちたいと強く思いました。自分たちの代になって、ベスト16という舞台に立つために18人で約1年間頑張ってきました。
初めはチームとしてうまく行かず、中々息が合わなくてずっと壁にぶつかっていました。しかし、チームで毎日の練習で徹底する事を決め課題が解決できるように常にコート内でコミュニケーションをとりました。目標を達成できるようにチームが同じ方向を向けたリーグ戦は優勝する事ができました。
そのまま波に乗ると思いきやそんなうまく行きませんでした。
キャプテンとしてチームがこのままではいけないとわかっていても中々行動できず苦しい時期もありました。
チーム全体で話し合ったり、スタッフに相談したりして早く苦しい時期を打破するために努力してきました。しかし、新人戦でベスト32という舞台に立てずチームが一気に崩れていきました。
それでも、引退してる先輩方がほぼ毎日体育館に足を運んできてくれて応援し続けてくれました。それを見て見ぬふりはできずキャプテンの自分がやるしかないと思い、全力でチームの底上げできるようにしました。初めはうまくいかなくて、メンバーとの意見も合わなかったけどどんなに辛い練習も苦しい時もチーム全員で乗り越えた結果、ベスト32という舞台に戻ってこれました。ベスト64からベスト32に行くまで時間はかかりましたが、チームとして前進する事ができました。しかしベスト16の壁はまだ高いままでした。
ですが、本当のラストチャンスであるインターハイ予選でベスト16に行くために最後まで諦めず悔いのないように３年生中心で戦っていきます。今まで乗り越えてこれたのは何より不自由なく大好きなバスケをして目標に向かってできた事は多くの支えがあったからです。
キャプテンとして色んな迷惑をかけてきた中でもチームを指導してくださったり、相談に乗ってくれたスタッフの方々。
引退してでも体育館に足を運んで応援し続けてきてくれた先輩方。
情けない事で迷惑かけたり、チームをまとめられない自分に今までついてきてくれた25人のチームメイト。
そして、大好きなバスケを9年間やらせてくれたり、毎試合応援に来てくれた家族には感謝しかないです。
あとはやるだけ。仲間を信じて最後までやり切ります。
今まで支えてくれた人達のために、ベンチで盛り上げて応援してくれている仲間のためにも
チーム大中小でベスト16を達成し幕を閉じたいと思います。
このチームで必ず戦い抜くので最後まで応援ほどよろしくお願いします。
中上
