2025.7.30 成長と努力
外練習用のボールがない場合はスポーツ店で1000円で売っているので買ってあげてください。5号球でなく6号球を買ってください。体育館用のはすぐに購入しなくてもOKです。
成長と努力
初心者ばかりで、週1、2回の練習で、参加は自由のクラブであっても、成長は期待します。それに、これから体験を希望されようとする保護者の方が誤解されないように言っておくと、練習は厳しいです。久しぶりだね、そこらで遊んで帰りなさい。というわけにはいきません。なぜ来なかったか「子どもに」聞きます。その間に練習(毎日の課題)はしたかを聞きます。「ううん」と答えた子は帰らせます。
入部して1年以上になるのに、ゴール下からまだ運動会の玉入れ競争みたいなシュート(?)しか打てない子は、努力もしていないし関心もない子です。こんな子には容赦なく毎日の練習をしないならもう来るなと言います。
与えている毎日の練習課題はこんな感じです。
1. ボールを片手のひらにのせてつまみあげます。右左10回づつ。
2. 自分の頭の上めがけてシュートを打ちます。10本。
所要時間1分です。
「用事があった」「習い事で」「学童で」と何かのせいにする子は一番嫌いです。自分がしなかっただけです。「遊んでた」「忘れてた」「ボールがない」これは最初からやろうと思ってなかったのですがまだ笑えます。
ピアノを一度も触らずに週1回のレッスンに行く子はいないでしょう。まあ先生は高い授業料を取ってるから適当に遊ばせて返すでしょうが、「ピアノ教室に1年通わせてるけど全然何も弾けないのよ、ダメだわあの先生」と親に評判立てられるのは目に見えています。
上手に弾けるかどうかと、毎日欠かさず10分間ピアノと向き会ったかどうかは別の話です。高いレッスン代を払うのはこの毎日の10分努力する習慣と子どもの一生の自信という宝ものを買うためです。
バスケットボールは団体競技です。一人の子の成長はみんなの力です。失敗した子に「おまえいらん、そとにでとけ」という仲間は一人もいません。みんな教えあったり、はげましあったりして練習しています。だからこそ、毎日の努力をしないで練習にやってくる子は、私が拒否します。