石川県のバスケットボール情報サイト | BackCourt(バックコート)

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泣いて泣き喚いて泣き止んだから

2025/05/30 01:06
  


憧れる。
ただ真っ直ぐな人に。
嫉妬する。
自分を強く持つ人に。
安堵する。
自分の仲間が隣にいてくれる事に。
不安を抱いている。
僕らは温められた椅子を蹴り飛ばした。

今は鏡に映り出した。






どーも!
三年の後藤です!



たぶん、ごっそって呼ばれてます。
僕の中では平仮名でごっそです。
でも多分、大多数の人の中ではカタカナで「ゴッソ」です。

以後お見知り置きを。


きょーも、元気にブログを書いていきましょう!





さて、バスケ部に入って3年目になりました。


人生3回目の笹本杯が終わって、いよいよ本当にバスケ人生の終わりも近づいてきてるなーってしみじみ思います。


いやまぁ、大学バスケ自体が延長戦みたいなとこありますけどね。


そこら辺はバスケ好きな自分が選んだ道として、もう少しだけ頑張れたらいいかなーって。






4個くらい前の小幡さんのブログ。
テーマは「エゴを出す」だったでしょうか。

なんだかすごく自分にとって大事な話だなーなんて思います。




僕は自分自身すごく極端な人間だと思います。
「誰かのためにー!」とか「自分のためにー!」とか、あとは「全力」と「あえてサボる」とか、別にそれだけじゃないけど、考え方をうまーく両立して考えるのが苦手。

バスケ中なんかは特にそんな感じで、
エゴを出す時は出しすぎちゃったり、自分勝手になったりして周りが見えなくなっちゃうし、


他の人を生かそう!って考えたら、自分のシュートを打たなくなっちゃう。


最近ちょっとだけ落ち着いてプレーできるようになったかなーとか思ってるけど、でも落ち着いてる時は「全力」じゃないなーって思う時が多いなって。
ディフェンスのプレッシャーがなかったり、走るタイミングが遅れたり。

自分のいいとこがぜーんぜんで無くなっちゃう気がする。


いや、うーん。
自分のいい所ってどこなんだろう。

毎回のようにここに立ち返るんだけど、毎回結論もおなじ。
シュートを打てる距離と打てるシュートの幅、種類。クイックでキャッチandシュートでもプルアップでも色んなシュートが打てること。
ほんで自分がノっている時のシュート力。まじで自分で思ってるけど、集中してる時のシュート、だいたい入る。
これ自分のつよみ。

それが出る時は決まってて、自分がやるんだってエゴが出せる時と考えすぎていない時。

じゃー、なんで毎回これができないんだろう。

多分、自信と気持ちの問題。
シュートなんて結局エゴと自信さえあれば誰でも決めれる。


これけっこうがち。


シュートはパスを貰った時に一瞬でも邪念が通り過ぎると結構外れる。

外したらどーとか、絶対決める!とか、キャッチミスったなとか。



そこにはリズムとかディフェンスがいるいないとか、色々あるんだろうけど、やっぱ決めれるとこ外したなーって思うのは、だいたい今日入ってないなーとか外したらやばいとか、そういう自信の問題。



ほんで、そこは、練習して、練習して、練習して、練習して、練習するしかない。


まずは絶対自分はこのチームで1番入る選手なんだとか、北信越でもトップレベルのシューターなんだとか、そういう風に思えるほどの成功体験をとにかく積み重ねること。


それができるかとかはどうでも良くて、まず頑張ってみるしかない。



練習って実際、成功体験を積み重ねる場だと思います。

で、たぶんその成功体験の数と成功体験の質が、本番でどんなプレーができるか、本番で練習以上のものが出せるかが決まるんだと。





まー、この話はこの辺で。

自分の努力を語ったり、認められようとするのが1番意味わからんしダサいから、「結果で見せる」、そこに拘っていきます。



チームのためにできること、やることをはっきりして少しでもチームがいい方向に行くように頑張れたらいいかな、とか思ってます。










さっき自分が入部して3年の月日が経ったなーんて言いました。



早いのかな??
いや個人的にはめーっちゃ濃密な長い長い時間だったと思います。



この3年信じられないくらいチームの色が変わったなって、しみじみ感じてます。


それぞれのチームの特徴とか、いい所もわるい所も本当に違う。



だからなんかそういうところもあって、僕もチームも上手くついていけてない部分ってあったなって。


そこがチームの迷いを増幅させてしまっていたのかなとか、今になって俯瞰的に考えるとそんなふうに思います。



まーそんなのも、見方によっちゃ言い訳だけど。


 
でも、迷いがチームの中に溢れ出てる時って(今もだけどね)、とにかくチームのためにっていう考え方がとにかく行方不明になってしまうと思っています。

 


お前のためにチームがあるんじゃねぇ
チームのためにお前がいるんだ!!



白髪鬼(ホワイトヘアーデビル)の頃の安西先生の言葉。



今になってすごく大事な言葉だなって思います。


チームのために何ができるかってところは
チームがこんなことしたら、もしくはこういうことをしなければ雰囲気良くなるなとか、チームにとって必要な技術、自分がチームにとって役立ちたいところってここだなとか。




自分の成長とか、自分の活躍の主語をいかに「チーム」にできるか。




個々人の声掛けひとつとっても、細かなルーズボールひとつとっても、チームの中の成員と共にチームが成長できるように。


そこら辺は自分も積極的に声かけが出来ればと思うし、頑張ろうと思うところ。チームの中でもうまくそこをコントロールできるように意識出来ればいいと思います。






でもね、。
入部してからずっと思ってる事なんだけど、タートルズって結構「共依存的な意識」が強い部活だなーって思ってます。


俺ガイル(『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』)でも、この「共依存」って表現が使われてるけど、お互いがお互い、自分が必要とされる存在価値自体を部活の人同士の関わりに「求めている」、、、なんかそんな感じ。




もちろん、すごく悪く言ってる節はあります。
仲がいいとか、丁寧な言葉がけや話を聞く姿勢を持ってるっていう意味も言い方によればある。

でも世の中は表裏一体だし、今はあえてこう言うことにしてる。


依存関係にあることって、すごく心地よくて、色んな意味で手放したくなくなるようなもの。


それがわるい、なーんて言いたくはない。

でも極端な共依存は集団の心地良さが「個」を少しずつ蝕むように潰していくような感覚がしてくるんです。



何かをやり遂げようとするには早すぎる不安の解消。


特定の言葉を使うなら、「傷の舐め合い」のような、「自分の周り」に安心感を求めること。



もっかい俺ガイルの言葉を借りるなら、それはたぶん「本物」じゃない。

共依存は「言い訳になっても、理由にはなってくれない」。

つまり周りを見て、チームを見て、それを「言い訳」ではなくて「理由」にできるかどうか。



みんながやらないから俺もやらなくていいじゃなくて、みんながやらないなら自分がその穴を埋められる人間、選手になろうって考える意識。



そういう意識は特に大事だと思います。




なにか1歩を踏み出すときには、不安なんて絶対ついてまわる。


だからそれを怖がんないように、まずは自分のためにけっこうがんばる。


それは僕も意識したいし、チームの成長、個人の成長をしていく大きなきっかけなんだろーなと思ってます。





まー、拠り所があるってことも大事なことだから。

そこから頑張って1歩踏んだら、与えられた拠り所のスペースも大きくなると思いますし、拠り所がそれに寄り添うだけでも、「理由」になれることが本当は1番。


だからみんなでがんばりたい。



大きな主語はチームのため。チームは自分がどうあることを求めてるのか、チームはどんな選手を必要としているか。


でもなにか1歩踏み出したいって思うなら、その細かな主語は全部「自分」でいい。



自分はどんなプレイを磨きたいか。自分に足りないことはなにか。自分の特技はなにか。自分が極めたいとこはどこか。

自分はバスケのために時間を割きたいか。




そしたらいずれチームに必要とされるようになるし、チームが求めることが分かってくるはず。
たぶんね。



ま、そんなふうに思います。


えー以上ー!


読んでくれてありがとうございます!

チームが少しでも良くなるように、僕も1歩ずつ頑張ります。







椿はいつの日か、手の中から落ちてしまったようだ。

今、牡丹が崩れたような音がした。


菊の花はまだ咲かない。
でも、枯れる瞬間、静かに舞を見せる。


だから。だから、その最後の瞬間をこの目で見ることができるように。








 
P.S
笹本杯に関して、会場の準備等をしてくださった方々、大会の準備や進行、締め等をしてくださった方々、審判やTOをやってくださった方々、そして金沢大学の試合を見に来てくださった方々、本当にたくさんの方々にお世話になりました。


僕1人の言葉でかつ届かない言葉ですし、自己満的な意味合いですが、皆様に最大級の感謝を。
ありがとうございました。



また、キャプテン、男女バスケ部のの主務等、北国大会の準備等してくださっている方々にも感謝を。
ありがとうございます。



自分たちが沢山の人の支えや応援を頂いていることだけは忘れずにやっていければと思います。



本当に以上!!

また会いましょう!

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